クリスマスおめでとうございます!クリスマスの日、登園してきた子どもたちは「○○もらったよ!」「サンタさんにお願いしていた玩具もらえた」と、それぞれクリスマスの出来事を嬉しそうに教えてくれました。また、園にもサンタさんがたくさんのおもちゃを届けてくれたことで、子どもたちは大喜びしていました。
クリスマスお祝い会ではイエス様のお誕生をみんなでお祝いしました。園ではお祝い会が終わった後も、色んなクラスで4.5歳児が演じた役への憧れの気持ちから劇の場面を模倣したページェント遊びが続いています。2歳児からは「トントンこんばんは~♪」「ホントにホントにお気の毒~♪」と宿屋の歌が聴こえたり、3歳児では4歳児が演じた兵隊の動きを真似する子どもが、足を踏み鳴らして保育室を歩き回ったりする姿が見られます。
特にページェント遊びに夢中になっているのが、4歳児です。お祝い会のビデオを部屋で上映すると「もう一度天使の場面が見たい!」「博士は何ていうセリフを言っているんだろう?」と興味津々で見入っていました。中には「天使に決めた!」と、来年5歳児になったときの役を早くも決めている子どもの姿もありました。
こうした流れもあって先日4歳児と5歳児の子どもたちが一緒にページェント遊びを行いました。4歳児も5歳児もしたい役を自由に選びました。中にはお祝い会と同じ役を選ぶ子どももいました。遊びが始まると、5歳児の子どもたちが「マリアさんはお腹に赤ちゃんがいるから優しくしてね」「博士は大切な宝物を持っているから落とさないようにしてね」と、場面ごとに言葉の意味や役の動きを丁寧に伝えていました。その姿からは5歳児の子どもたちの役への思いや伝えたい思いが感じられました。
また、4歳児の子どもたちもそのアドバイスを真剣な表情で受け止め、役になりきろうとする姿がとても印象的でした。この素敵な伝承はただの「ごっこ遊び」を超えて、子どもたちの心に深く根付き、豊かな経験として積み重なっていくことでしょう。こうした子どもたちの学びと成長の瞬間を、楽しみながら体験できる場として、これからも大切に育んでいきたいと思います。