11月下旬のいいお天気のある日。4歳児の子どもたちが西区の農園にバスで出かけ、大根掘りをしてきました。
バスを降り、一面に広がる畑や田んぼ、柿の木を見た子どもたちは、♪はたけにお野菜 田にお米~ 木には果物みのるあき~ 実りの秋です嬉しいな~ 天の神さまありがとう~♪と讃美歌を歌い始めました。畑に野菜ができている景色を見て、実りの秋を感じ、誰からともなく思わず歌をくちずさんだようでした。
畑に到着し、農園の方が「まずやってみよう!食べるところを持って抜いてごらん!」と言われたので、力いっぱい大根を抜いてみますが、抜けません。「ユサユサ横に揺らしてから抜いてごらん。」と言われ、そのとおりにやってみると…「ぬけた~‼」いろんなところから感激の声が聞こえます。勢いあまって後ろの畑に倒れる子どももいました。一度抜けるとコツを掴んで、楽しくてたまらない様子です。
農園の方が大切に育ててくださった大根。驚くほど長かったり、立派な大根に驚かされ「おもたーい!」と言い、得意げな表情で自分が抜いた大根を見せてくれます。
各家庭にもお土産で持ち帰り、「大根ステーキ最高!」「おでん作ってもらった」「うちは煮物~」と何を食べたかの報告会が開かれていました。
クラスでもクッキングしようと何を作ろうかと考え、“大根ステーキ最高”の感想にみんな心魅かれ『大根ステーキと大根の葉のふりかけ』に決定しました!
包丁で切ることは初挑戦でしたが、慎重に慎重に…大根を切りました。ジュー!と焼ける音、漂ってくるにおいに、ワクワクした表情で出来上がりを待ち、醤油や味噌をお好みでぬって、食べると目を丸くして「おいしい!」と大感激。
一生懸命育ててくださった農家の方に感謝し、大根のおいしさに、自然の豊かさを全身で感じることが出来ました。
最後に子ども達が感じたままに描いたみずみずしい大根の絵もご覧いただけたらと思います。