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園日記

Diary

万博から広がる子どもたちの世界

今話題になっている「関西万博」。実際に足を運んだ子どもも多く、「万博に行ってきたよ!」「次の休みの日に行くんだ!」と子どもたちから話を聞いたり、友だち同士で会話を楽しんだりする姿が見られています。
そこで、4歳児クラスでは大屋根リングの写真を室内に掲示すると、「これ作ってみたいね!」と数人の子どもたちが挑戦を始めました。最初はカプラを円になるように積むことが難しく、すぐ壊れてしまい、「あーあ、また倒れちゃった」と悔しそうな表情でした。

ですが、円になるようにはどう積めばいいか、どんな積み方をすれば大屋根リングに見えるかなどを話しながら試していました。また、写真を見て数えながら「高さは10段だよ!」「作る時にリングの中にたくさん入ったら崩れるから、中に入るのは二人だけにしよう!」などと、子どもたちで相談する姿が見られるようになりました。

時間をかけて少しずつ形が出来てくると、「すごい!」「もう少しでできそう!」という声に周りの子どもたちも興味を持ち、集まってきました。また、作っている最中に何度も崩れたりましたが、子どもたちは諦めることなく、「もう一回作り直そう!」と励まし合っていました☆
そして完成したときには、「やったー!」と達成感いっぱいの笑顔が広がっていました。「これ僕たちで作ったんだよ!」「何回も壊れたけど、やっとできた!」と完成した大屋根リングを保護者の方に見せながら、嬉しそうに話す子どもたちの様子が、とても印象に残っています。

 子どもたちは日々の生活や遊びの中で、見たり聞いたりしたことをきっかけに、興味を広げていきます。今回のように、家庭での経験や友達との会話から広がった関心が園での遊びに繋がっていくことで、子どもたちは「もっと知りたい」「やってみたい」という思いを持ち、挑戦や発見を重ねていきます。
 これからも私たちは、子どもたちが自分で感じ、考え、表現する姿を大切にしながら、日々の経験が遊びへと繋がり、興味・関心がより深まっていくよう援助をしていきたいと思います。


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