子どもたちが毎日給食で食べている、さまざまな野菜。この夏もたくさんの野菜をもりもり食べていた子どもたちに、調理される前の野菜がどんな形や大きさをしているか知ってもらいたい、野菜に興味をもってもらいたいと、調理室から「子どもたちに見せてあげてください」と野菜が届きました。

まずは「ゴーヤ」。大きくて緑色のつぶつぶの姿に「なんだこれ⁈」と興味津々。手で触ってみたり、ぎゅっと握ってみたりする姿が見られました。
次は「冬瓜」。つるつるした大きな丸い野菜を前に、子どもたちの目もまん丸に! なでてみたり、優しくポンポンとたたいてみたりする姿もありました。

「トウモロコシ」では、もじゃもじゃのひげを引っぱったり、さわさわと優しく触ったり。保育者と一緒に皮むきに挑戦したクラスもあり、黄色い粒が現れるとさらに興味津々! 「ひげの数だけ実もあるんだよ」と保育者が伝えると「えぇっ!」と驚きの声があがりました。


普段見る機会のあまりない野菜に触れ、野菜ごとに形や色、匂いや手触りが全く違うことを、子どもたちは五感を通して感じ取り、「なんだろう?」「おもしろい!」と発見を重ねていました。その驚きや気づきを友だちと共有しながら、実際に触れる経験を通して「どんな味かな?」「食べてみたい!」と食への関心も自然と広がっていきました。これからも五感を使った体験を大切にし、感謝の心や食べる楽しさへとつなげていきたいと思います。

