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園日記

Diary

野菜の栽培~発見の毎日~

5歳児きのみぐみの子どもたちは毎日、野菜の観察や水やりをしながら、大切にお世話を続けています。自分たちで植えた野菜が育っていく様子を喜びながら「早く食べたいな~」と楽しみにする姿が見られます。野菜を見つめる眼差しや優しく触れる手つきからは子どもたちの野菜への愛情を感じられます。


トマトとピーマンは早くも蕾が見られ、「いつ花が咲くかな?」とワクワクしていたA君。保育者が「お花が咲くときに必要なお世話は何かな?」と問いかけると「図鑑見てみる!」と調べ始めました。図鑑から“脇芽を摘む”ことが大切だと知ったA君は、図鑑と見比べ「これが脇芽だと思うんだけど、とってもいいかな?」と保育者に確認しながら脇芽を慎重に摘んでいました。そしてA君は摘み取った葉の匂いを嗅ぎ、「うわぁ!ピーマンの匂いがする!」と驚きの表情。そこから、トマトやキャベツの葉の匂いも確かめていました。


野菜の成長と子どもたちの気づきをクラス内で共有するために室内では「成長日記」として毎週金曜日に掲示しています。子どもたちが撮影した野菜の写真と、その時々の気づきやつぶやきを掲示しており、それをみて“自分で確かめてみよう”と観察する子どもの姿も見られます。


私たち大人にとっては当たり前の事でも、こどもたちにとっては全てが新しい発見です。その一つひとつの気づきが興味や学びの第一歩になるのだと感じます。これからも日々の生活の中で、子どもたちの小さな発見や気づきに寄り添い、豊かな学びに繋げていきたいと思います。


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