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園日記

Diary

晴天の中での運動会!!

土曜日が運動会の予定でしたが、雨のため4・5歳クラスは火曜日に延期になりました。月曜日に登園してきた5歳児の子どもたちは「土曜日に運動会できなかったね」と話しながらも「Aくんも揃うからよかった!」と土曜日には参加できない友だちも参加できることを喜んでいる姿がありました。

普段のあそびの中で子どもたちがバスケットボールやドッチボールを楽しむ姿や、卒園児に憧れて縄跳びを跳ぼうとする姿が見られました。そこで子どもたちと相談して、運動会でボールと縄跳びの演技に挑戦することに決まりました。ボールに触れる機会は多くありましたが、縄跳びは長縄の経験しかない子どももいたので、最初は縄跳びの正しい持ち方や腕の回し方から確認をしました。

またいきなり縄を跳ぶのではなく、縄跳びを四つ折りにした状態で地面に置き、笛の音に合わせて跳ぶといったあそびから始めました。何度かこのあそびを繰り返すことで、リズムよく跳ぶことが出来るようになっていきました。しかし中には、周りの友だちがどんどん跳べるようになっていく様子を目の当たりにしたことで、自分はうまくいかないことに葛藤したり、気持ちが乗らず、活動に参加しないで友だちが活動する様子を座ってみていることもありました。

そこで跳ぶことに楽しさを感じられるように、長縄を使って数人で飛び越えるあそびをしたり、友だちと一緒に跳んだりするあそびを取り入れました。ボールあそびでも、二つのチームに分かれてボール回し競争をしたり、好きな音楽に合わせて技を考えたりする中で、楽しんで取り組む姿が見られるようになりました。

あそびを通して友だちと様々な動きに挑戦したことで、できないと思っていたことも出来るようになっており、気持ちを立て直して一人の技に挑戦していく中で、 “できた”という達成感を感じられるようになっている姿が見られました。保育者や友だちに支えられて、少しずつ出来ることが増えたことで自信を持って行う姿が増えてきた子どもたち。出来るようになった前跳びや振り付けを嬉しそうにお迎えにきた保護者や近くにいた先生に見せる姿も見られるようになりました。そして迎えた本番では、一人ひとりが自信を持ち、キラキラとした眼差しで演技をしていました。ボールや縄跳びの活動を通して、子どもたちは難しいことでも諦めずにやり遂げようと粘り強く取り組む気持ちを持ったり、自分や友だちと解決したりしようとする気持ちが育まれていったように感じます。今後も子どもたちが遊ぶ中で、共通の目的が生まれ、工夫したり、協力したりする楽しさを感じられるようなしていきたいと思います。


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