9月のある日、3歳児クラスの子どもたちと、コスモスの種を蒔きました。 花や野菜を育てることが大好きな子どもたちは種を見るなり、「これはなんの種?」「いっぱい種があるよ!」と初めて見る種の形に興味津々で、プランターに種を蒔く時も「どんなお花が咲くのかな?」「いっぱいお花咲いて欲しいね!」と友だちとお話しながら、優しくそーっと蒔きました。
先日水やりをしていると、小さな芽が顔を覗かせていることに気づき、子どもたちとどんな色のお花が咲くのかな?と話をしました。 すると……一人ひとりピンクや黄色などの自分の好きな色を言う子や、中には「虹色のお花がいい!」と全部の色が好きだからか答える子もおり、子どもならではの豊かな発想力にとても驚かされました。これからも子どもが感じた事をありのまま表現できるように、一人ひとりの気持ちや考えに寄り添い、自由な発想力、想像力を大切にしていきたいです。
また、みんなでどんな色になるかを伝えあう中で、「ピンクのお花かわいいよね!」「○○ちゃんも黄色好きだから、黄色のお花だといいね!」と子ども同士でやりとりをする姿もあり、保育者や友だちと心を通わせて思いを伝え、聞いてもらう経験の中で、言葉のやり取りの楽しさを感じながら、友だちの言葉に耳を傾けて共感したり、気持ちに寄り添ったりする姿が見られました。つぼみぐみ(2歳児クラス)の時は、保育者と子どもだけのやり取りだったのが、はな組になり子どもたち同士でもやり取りできるようになり、大きな成長を感じました。