暑い夏ならではのプールや水遊びで心が開放的になって、楽しんだ子どもたちですが、絵の具遊びも子どもたちの心を自由にのびのびと開放的にしてくれます。
3歳児はな組が『アートのじかん』の際、絵の具で遊びました。園庭に裸足でやってきた子どもたち。シートとテーブルの上には赤・青・黄・白色の絵具、筆にローラー、刷毛、そしてアクリルパネルを用意しておくと、子ども達は一目見ただけで、目がキラリン☆と輝き、心のワクワク♡が溢れんばかり。
すぐに思い思いの道具を手に取り、パネルに好きな色で描いたり、塗ったりし始めます。塗っていくうちに、色と色が混ざり合い、色が変化していくことを楽しんだり、「その色どうやってつくったの?」とお友達に質問する子もいました。「ピンクがいい!」「むらさきにしたい!」とパネルに塗る前に絵の具をトレーで混ぜて、色づくりにハマる子も。
やがてパネルが絵の具で埋まってくると、立てかけてあったパネルを見つけ出して塗ったり、スポンジを見つけ出して、パネルにくっつけてみたり、自分の手や顔に塗り始め、友だちや保育者と手を重ねて嬉しそうな姿も。
楽しそうな姿に誘われて、1歳児ふたば組の子どもたちも端っこで参加していました。
誰もが安心して自分の思うままに表現できる保育者や仲間との関係性と環境を大切にしています。「やってみたい!」がかなえられるとこんなにも子どもはたくさん感じて、たくさん考えて、「その子らしさ」を表現するんだな…と改めて感じました。